「ねぇ、ねぇ、いーじゃん遊ぼうよー」 視野の端に捕らえたナンパ現場 そして、驚く 「…まじか」 なんとナンパされてたのは、俺が待っていたリスだった もの凄く困った様子のリス それを狙うナンパ野郎 まったく、世話の掛かるヤツだ 「…お兄さん。その子、俺の連れなんだよね。離してもらえる?」 野郎の背後に立って声を掛ける すると、不機嫌になる野郎 それとは逆に安堵の表情を見せるリス とりあえず、野郎をひと睨みしてみる 「っ!!」 すると、怖じ気づく野郎 …なんだ、チョロいな