溺愛兄に囲まれて。 Side story





え、そんなこと…?


「じゃあ待って、私先塗るから…」


「あ、俺が塗るんじゃなくて優那に塗ってやりたいの!」


…てっきり、翔ちゃんが自分の爪に塗るのかと。


「じゃあ、お願いします」


私は翔ちゃんに手を差し出した。