でも瞬の顔を見て、やっぱりまた泣いてしまった。


「せっかく、用意したのにっ…帰ってこないかと思ったっ…!」


「ごめんごめん まさかこんなに優那が用意してくれると思ってなかった」


「うー…」


でも、瞬が来てくれて―最悪のクリスマスは、最悪じゃなくなった。