よく考えたら、内容は、答えられないようなモノではないんだ。 「・・・背中に、悪魔の羽根が生えてきたんだ」 マヤの目が、ふっとあたしの背後を見る。 「羽根?」 それから、考え込む目になる。 「背中を突き破って。だから、痛くて。 あれ、何だったんだろう。今考えても、本物の痛みだった気がする」 マヤの目に、何かがちらつく。 思い当たることでもあったらしい。