『え、ちょ、めぐ!?大丈夫!?』

大丈夫じゃない。

泣き腫らした目は痛いし、頭痛いし、すっごく苦しい。

何より・・・

「天が、天…がっ…」

あたしがそう言うと、近くに天がいたのか、電話口で天に怒りだした。

『月島ぁ~!あんためぐに何したのよ!』

「違っ…煌ちゃ・・・」

『別にでめぐが泣くわけないで…ちょ、こら、携帯返せ!』