「煌~!やっと風邪治ったのか!」

続いて、芹成と俺も園里に近づく。

「こんのバカ芹!あんたねぇ、病人に毎日長文メール送りつけるなっての!」

「え!?どうせ暇だろうと思って?…煌だって長文で返してたじゃん。」

「嫌みだから!もぉ、なんであんたに嫌みが通じないの~。」

「嫌みにしちゃ、だいぶ愛のこもっ・・・」

「うっさいバカ芹!」

突然繰り広げられるカップルの会話には、俺もメグも、呆れるしかなかった。