口に出さない"おいで"をしてやると、メグはゆっくり俺の腕の中に収まった。

ほんと、可愛い…。

それだけでも結構理性へのダメージがでかいのに、「離れたくない」なんて…

顔が赤くなるのを自覚した。

「…天?」

「ッ!?ば、馬鹿!!!」

慌てて抑え込んだけど遅かった。

俺の顔を見ただろうメグは、すごくバタバタしだす。

「暴れんなよ。」

「う゛~…だって天がぁ~…」