「…天ぁ~!!!」
外へ出た途端、小走りのメグに抱きつかれた。
芹成が気をきかして俺から離れ、みんなを連れてどこかに行く。
…メグも園里とは来てないみたいだし、これってチャンスじゃね?
「お疲れ、メグ。」
「天もお疲れ様!」
かっこよかったよ、なんて無邪気に笑うのは、恋愛対象に入ってないからかも、なんて。
弱々しいとか…キャラじゃねーわ。
「…?どした・・・」
「メグ、ちょっと向こう行こ。」
首を傾げるメグを、有無も言わさずに引っ張った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…