いつもよりずっと優しい声なのに、さっき見た冷たい表情のせいで、手がのばせない。抱きつけない。 「天…めぐちゃん平気?」 隣から聞こえる芹くんの声にさえ、ビクッと体が反応した。 芹くんなのに…天なのに…! 「ん、極端にアクション嫌いだからなー。まぁ大丈夫。いつもだから。先行ってて。」 天の言葉で、芹くんも煌ちゃんも、先にパラソルの方へ戻った。 …けど。 「初めてだな、メグがこんなに俺に怯えるのって。」