―…少しして。

一緒に、なんて言ったくせに、完璧あたしは放置。

しかも勝手に人呼んで、人数増やしてる。

はぁ~。

あたしは、気にしないように宿題に視線を戻した。

教室にはあたしと、変なグループの彼女たちだけ。

集中しきれなくて、何気なくグラウンドの方へ視線をやる。

「……ッ!?」

そこで目に入ったのは、天。

あたしを見て優しく笑っている、天だった。