私の髪の色は、白に近い銀。この色は珍しいらしい。町に出る度に、好奇と恐怖の視線に晒される。何故怖がられるのかは、よくわからない。 私の瞳の色は、紫水晶のような濃い紫。この色も珍しいらしいが、好奇の視線を向けられることはあっても、怖がられることはあまりない。 私の母と同じ色だ。白い髪に、紫の瞳。母の母も、そのまた母も、同じ色をしていたらしい。 それを教えてくれた母は、もういないけれど。