しかし、その言葉は浮かれているりんちゃんには伝わらなかったのか。 そんなヒーローの首へと腕を回すりんちゃんを邪魔だと振り払った。 「妬むなよ〜」 「はあ?意味分からん」 りんちゃんがニヤニヤ笑いながら言うのに対し、ヒーローは深々と眉間に皺を寄せる。 一触即発!?そんな雰囲気が漂う。 その空気から救い出してくれる神のお言葉。 「宏紀には何かないの?」 アドバイス。と、望ちゃんが言った。 チャンスがきた。 それを逃さないように私は直ぐに掴み取る。 「ヒ、ヒーローなんですけど…」