HELIOLITEー君と輝く音ー




ヒーローを見ていると、彼に歩み寄る人物が。


ガバッと肩に腕を回したのはりんちゃんだ。



「これは広紀の提案だぞ」


「そうなの?」



億劫そうにその腕を払うと、私に視線をやる。



「ああ。かなでの初披露が文化祭だと、もしかしたら失敗するかもしれないだろ。一種の度胸試しだ」


「えっ!?」



まず、文化祭に出るの?それ初耳なんだけど。



ああ、だからこんなに毎日の練習に気合が入っていたのか。


妙に納得して、受け入れている自分が居る事にも驚いた。



だけど、いきなりライブと言われたら流石の私でも心の準備が追い付かないのも事実。