HELIOLITEー君と輝く音ー




「ねえねえ」


「何ですか?」



岡本がバンドに入ると言った次の日。


この日からが俺たちバンドの本格始動だ。


放課後、音楽室に集まると望が思い出したように岡本の肩を叩いた。



「これからは一緒に頑張る仲間なんだから、名前で呼んでもいい?」


「え?あの…」


「ダメ…かな?」



望がこんな風に確認取る所とか、初めて見るんだが。


男勝りだと逆に女子に対してどう接したら良いのか分からないのか?



いや、望に限ってそんな事はないか。


岡本だから慎重になるのかもな。


引っ込み思案な岡本だからこそ丁寧にする。