ここ数日は個人での練習をやっていたから、音を合わせるのは久しぶり。 以前、合わせたときよりも格段と音も良くなっている。 これならと、手応えを感じた。 この音に声が重なれば完璧なのだが… 演奏の途中、チラリと岡本を盗み見た。 目をつむり体を横に揺らしリズムに乗っている岡本。 そのまま、歌い出してくれていいのだが、流石に声までは出していない。 微かに鼻歌が聞こえるくらいだ。 しかし、鼻歌だけだがそれもまた、音に魅力を感じた事だろう。 それは強い手応えとなる。 後、一歩。