「すっげー!」



岡本の家に着き、通されたのは余分な物は置かれていない整理整頓の行き届いたリビングで。


その中で異様に存在感を放つ物がそこにはあった。


それを見つけた時の声がさっきの拓弥のそれだ。



綺麗に片付けられたリビングに似つかわしくないほどの大きさのアンプ。


それは塵一つ付いておらず、それが大事に使われているものなのだというのが一目で分かった。