HELIOLITEー君と輝く音ー




一体全体、なんでこんな事になったのだろうか。


学校が終わり、買い物袋を下げ私は家に帰って来た。


持っていた鍵で玄関の扉を開ける。



「ただいま」


「「「「お邪魔します」」」」


「はい。どうぞ」



そう、私の後ろには晴香ちゃん、速水くん、鈴木くん、宮田さんの四人が居る。


私に続けて彼らが玄関へと入っていく。


慌ててお客様用のスリッパを取り出し、用意する。