「お、おはようございます。晴香ちゃ…んっ!?」 「おっはよーう!」 私に笑いかける彼女の後ろには、彼ら… 速水くんたち三人が居る。 ブンブンと手を振りつつ、挨拶をしてきたのは鈴木くんだ。 いつも元気一杯な人と言うのが彼に対する第一印象。 そして、後に宮田さんもおはようと続ける。 その横に無言で立つ速水くんは少し怖い。 深い理由はないのだけど、あの真っ直ぐな視線で見つめられると、何も考えられなくなる。