岡本の叫ぶ声が自棄に耳に残っている。 だって、お馬鹿さんって… 今どき、そんな風に言う奴居ないだろ。 不意を突かれた、その言葉に。 まさか、この俺のツボにハマるとは… ヤバイ…思い出したら、また笑えてきた。 ふっ、くくっ… 堪えようにも難しい。 拓弥よりも面白い奴かもしれない、岡本は。