kiss-choco

黙りこくったあたしに、紗希が少し口調を和らげて言った。


「あたしも、全く人に頼るな、なんて言いたいんじゃないんだよ。ただ、他人に頼りきってたら、ダメだよってこと」


「うん」


素直に頷くあたし。


「ま、あたしだって手助けできるところはやるからさ。頑張りな」


「ありがと」


ぶっきらぼうだけど、紗希なりの優しい言葉。
あたしを心配してくれてたんだよね。






「――――鈴奈っ。オレたち実行委員決定な。
んで早速、今日の放課後に委員会議だってよ」


教室に入ってきた片桐くんが、大きな声で言った。