「貧乳フェチってのも確かにいるだろーけどさぁ、セックスアピールってやっぱり凹凸のあるメリハリバディからじゃないの?」
ぶはぁっ!
ペットボトルのお茶を流しこもうとしていたあたしは盛大に吹き出した。
顎からポタポタと垂れるお茶をぐいっと拭う。
「ちょ、ちょっと! 何変な事言ってるのよ! セッ、セック……、とか……」
語尾は自然と小さくなる。
だ、だって、そんな事、平気な顔して言えないよ!
でも、紗希は不機嫌そうに眉間にシワを寄せて、はあ? とあたしを下から覗き込んだ。
「あのですねー。男をオトす! なんて口癖のように言ってる女が、どの口でそんな甘っちょろいセリフ言っちゃってるんですかねー?」
「甘っちょろいってそんな別に、ねえ?」
ぶはぁっ!
ペットボトルのお茶を流しこもうとしていたあたしは盛大に吹き出した。
顎からポタポタと垂れるお茶をぐいっと拭う。
「ちょ、ちょっと! 何変な事言ってるのよ! セッ、セック……、とか……」
語尾は自然と小さくなる。
だ、だって、そんな事、平気な顔して言えないよ!
でも、紗希は不機嫌そうに眉間にシワを寄せて、はあ? とあたしを下から覗き込んだ。
「あのですねー。男をオトす! なんて口癖のように言ってる女が、どの口でそんな甘っちょろいセリフ言っちゃってるんですかねー?」
「甘っちょろいってそんな別に、ねえ?」



