茉莉は、ハッとして 涙をぬぐう。 隣の席の 松島さんが 『大丈夫?どうしたの?』って 声をかけてきた。 『あ…だ、大丈夫! あくびがでちゃってさ! あ〜眠いっ。』 強がって言った。 気づかれたくなかった。 先生を好きなんて しったら 皆引くよね……。 『本当?ならよかった。』 それっきり 松島さんも何も聞いて こなかった。