茉莉はさっきの
甘い時間に酔ったのか
普段こんな事しないはずなのに
先生に…キスした。



この事実に
先生はとてもびっくりした
表情をしていた。




―はっ

茉莉は我にかえって
今自分がした事が
とても恥ずかしく
感じた。



『あ…あのっ。ちがっ…』



『ふーん?』



先生は意地悪そうな顔を
浮かべる。




『わかってる、わかってる。』



うんうんと頷く先生に
茉莉ははむかう事なんて
できなかった。