夜空side

平助君は走っていった。私は話の内容を深入りされなかったことにひとときの安心を感じていた。まだ話すべきではない。その通りなのだ。

その時後ろに気配を感じた。

夜「何?」
私は振り向かずに問う。
山「よかったのですか?藤堂さんに言わなくて。」
夜「いいのよ。今言うと平助君は混乱するだろうしね。下手すれば新選組が危ない。言うのは来るべき時を待ちましょう。」
山「はっ!!」
夜「そのためにも私はあなたを新選組に送り込んだのだから。今は大人しくしとくのが吉ね。私も逃げてきたのだし、まだあの子達に見つからないだけ…ね。」
山「…その時とは死音たちがくる時ですか?」
夜「ええ。私一人で倒す。と言いたいところだけどそんな事出来ないわ。私も狙われるし平助もね。その時が来たら頼むわ。山崎。」
山「ええ。承知しました。」
総「あれ?どうしたの?二人して仲良く会話して。」
夜「暇だったもので。」
総「ふうん。」
平「夜空!」
夜「あ、平助君。どうしたの?」
平助君は私に焦って
平「何か女の子が訪ね人って言ってるんだけど。」
夜「じゃあ行こっか。」
総「だね。」