―――― ――――… 京夜くんたちと別れて、体育館へ戻る。 自分の用意が終り、小道具の手伝いをしていると 澤田くんが来た。 「片瀬て、ああいう人達苦手だと思ってた」 ああいう人達…? ああ、京夜くんたちのことか。 『京夜くんたちなら平気なんだー♪』 「ふーん。仲良いんだね」 ニコリと笑う澤田くんはいつもの笑顔とは 少し違った…。 なんというか、少し、怖い。