「もう、遠慮しなくていいんだよな?」
『何を?』
訳の分からないまま流星くんを見つめると
キス された。
「これからはしたいときに、する」
私の唇をぺろりと舐めると妖艶な笑顔を見せる流星くん。
「真っ赤」
や やられたっ
やり返されたなんて悔しいっ
でも。
何て幸せな時間なんだろう?
『流星くん。大好き!!』
そう言うと
「言ったろ?名前は流星だって」
『うん、流星っ大好き!!』
と、いうと
「俺のが大好きだってば」
と言ってまたキス、された。
初めてされたときは、あんなに嫌で
後で泣いちゃったのに
今ではキスされる度、胸がキュッと苦しくなる。

