走って走って


何となく居る気がして


私が迷子になった公園に行った。



……居た。


ベンチに座って空を見上げている。



流星くんに私はゆっくり近づいた。



すると流星くんは私に気づいて


「よう」


と、いつもの挨拶。



ああ。


この笑顔。大好きだな。