2度目の恋は不器用なアナタと。





…あ、お客さん来てたんだった。


出なきゃ。


ドアを開けると…


「よう」


澤田くんがいた。



「……痩せたな。何も食ってないのか?」



『うん』



朝も昼も夜も。

まともに食事が喉を通らない。



「お菓子、いっぱい買ったんだけど、よかったら1緒食べよーぜ」



気、使ってくれてるのかな。

ありがたく、甘えよう。