『これは…そのぅ…ちょっとゴミがね…』


「…ふーん。ま、とりあえず寒いから中入りな」



『…はぃ』



京夜くんに腕を掴まれて渋々なかに入った。



帰る澤田くんに


ありがとう、と呟いた。



家にあがると、龍佑くんと静夜くんからも


すっごい怒られた。



さすが、不良。
めっちゃ怖い…



でも 2人はそのあと


「本当に、心配したんだからな…」


って、涙目になって私を抱きしめてくれた。



こんなに私のことを心配してくれるなんて



私は本当に幸せ者だな。