「あら、あなた?」

「青山さん」


真後ろから聞こえてきたのは、この世で一番嫌いな人間の声



「嬉しいわ…名前を覚えてくれていたの?」

ふふっと笑う顔

真っ赤な爪と、きつめの香水は健在


「親友ちゃんは?いらっしゃらないのかしら?」

「よくもまぁ、そんな事を言えますね」