「じゃあ、なぁちゃん。私、翔太くん達を呼んでくるね」
「……うん」
なぁちゃんは、少し落ち着いたみたいで……『診察、受ける』と言ってくれた。
私は、翔太くんと宮野くんを連れて、なぁちゃんのいる寝室へと向かった。
「なぁちゃんっ」
なぁちゃんは、翔太くんを見ると『よろしく』とそっぽを向いた。
「…じゃあ、今どんな気分?頭痛いとか……」
翔太くんの診察が始まった。
私と宮野くんは、それを見守ることしか出来ない。
「ムカムカする…のと、息苦しい」
「うーん……じゃあ、上の服、脱いで…下着も」
………へ!?
翔太くんの言葉に、私達は固まった。

