好きなキモチ。



「みこー~~…っ!ズッ」

「な、なぁちゃんっ!?」

ガバッと布団から出てきたなぁちゃんは、勢いよく私に抱きついてきた。


「わ、たしね…ズッ。怖いの…体調悪いのが怖いのっ!も、もし何か悪い……病気にかかってたりしたらね…っ。怖いのっ」


……初めて、弱気ななぁちゃんを見た。

「……もしかして、なぁちゃん。それを知るのが怖いの?診察して、もし異常だったらって…だから、診察を受けないの?病院に行かないの?」

私がなぁちゃんの背中をさすると、なぁちゃんは、力を強めて私にギュッと抱きつく。

そして、コクリとなぁちゃんは頷いた。



そっか……だから、だから行かないんだ。
翔太くんの診察を受けないんだ。

でも、異常な箇所があったら、それを早めに知っといた方がいいんじゃないのかな。