病院からなぁちゃんちまでは、少し距離がある。
そのため、なぁちゃんちに着くのに30分程かかった。
私は、息切れしながら扉の横にあるインターホンを押した。
すると、出てきたのは宮野くんだった。
「あ、みこちゃん……と、青柳くん。上がって。わざわざありがとう」
「いえ」
宮野くんに対して、私の後ろにいた翔太くんが答えた。
私達は、足早に靴を脱ぎ、なぁちゃんのいる寝室へと向かった。
寝室の扉を二回ほどトントンと叩く。
「…はぁい」
「なぁちゃん、入るね?」
ガチャッと扉を開けると、寝室には、ベッドに横たわっているなぁちゃんがいた。

