竹井くんは顔を少しだけ赤くして、私を見つめていた。
…暑いのかな?
「あんま見んなよ…っ。
てゆうか、人の話聞いてたか?」
「え、あ、ああ……ごめんなさいっ」
竹井くんの話、全然聞いてなかった。
「まぁ、いっか。
それより…影山は病院の前で何やってんだよ」
あ……そうだよっ
私、翔太くんに会わなきゃ!
待つか待たないか迷っているうちに、竹井くんに会って…ってそこら辺はもうどうでもいいや。
竹井くんのおかげで思い出せたけど、翔太くんに会いに来たなんて竹井くんに言えないし。
私なんかより竹井くんは…?
体調悪くて病院に来たんじゃないのかな。

