「邪王真眼」 「イタイッ」 と、話していると…… 「××君、ものもらい、大丈夫?」 私の隣の席の子に話しかける、級長。 え、ものもらい!? 邪王真眼って言ってなかった!? 「ものもらいって誤魔化した。」 そう言って、親指を立てる隣の席の子。 「………………」 私には、もう驚く体力すら残っていなかった……