目が覚めてケータイを見ると、
新着メール1件と表情された。

『おはよう。昨日はありがとう』
と行弘さんから来て居た。

昨日、お茶を飲む時に交換したから来てもおかしくないけど、何故かびっくりした。

『おはよう('-'*)
ううん。
服ありがとう大切に着るね♪(^^ゞ』

と送って返事を待って居たら、すぐに帰って来た。

『いいえ(笑
今から、仕事だから休日の時に、メールするね』

『わかった(`▽´ゞ
仕事頑張って』

と送ってケータイを閉じた。

ケータイの閉じた音で、蒼を起こしてしまった。
蒼は、ちょっとした音で起きるから何か、申し訳ない。

「絆、おはよう」
「おはよう」
「今何時?」
「8時30分だよ」
「ウ〜ン。良く寝た」
「そっか。よかった」
と目が合って

「アハハ」と笑って居たら、お母さんが入って来た。

「絆蒼ちゃん達は、今日は、何するの?」
といきなり言われた。
「ウ〜ン、特に何も」
「だったら、お買い物に行きたいんだけど」
「蒼行く?」
「うん」
「ぢゃあ、着替えちゃって」
「絆ママ、うち服がないんですけど」
「今さっき、咲智ちゃんに届けてもらったわよ!」
「ありがとうございます。」
「蒼ちゃんのママにお礼言わなきゃ。
着替えたらリビング来てね」
「「はーい」」
と言って着替えた。

昨日、行弘さんに買ってもらった服を来た。
蒼は、黒い短パンに、黒いハイソックスに、白のシャツに、マリンのワッペン付きで、紺色のジャケットに、チョーネクタイに、赤いベレー帽を被った。

二人とも着替え終わったので、リビングに行くと、お母さんとお父さんが居た。