わかってるさ、お茶だろう?


 ある程度歩き自分で分からないところまで来てしまった。

 そこで男達は楽しそうにじゃんけんなんか始める。

 「さーいしょはグッ!じゃんけんぽん!」「俺いちばーん」「ちぇ二番だ」

 勝ったらしい茶髪の男が木に寄りかかっていた真弓に近づいた。

 「ちょ、来ないでよ!来るなぁ!」