弾けるような、声。 俺の事をそんな風に呼ぶのは、ただ一人。 俺は、ソイツに向かって にこりと微笑んだ。 「椎名……。 久しぶり……」 そう言うと、椎名……。 いや、国立は、幸せそうに笑う。 その腕のなかには、 小さな赤ちゃんの姿。 確かまだ、四ヶ月。 女の子だったっけ……。 「こんなとこで逢うなんて、 偶然ですね!お買い物ですか」