お母さんも…… お父さんだって、見てるのに。 なのに不思議な気分になってしまう。 危険を犯すというスリルに 身体が蝕まれていくんだ。 やっと唇が離れたときには 残ったのはただの甘い快感だけ。 焦りとか恥ずかしさなんてなくて ただ、光弥だけを見つめていた。