ーーーーーいや、何をされるのか。 俺が恋那に近寄ると、その分後ずさる恋那。 「おいおい……。 逃げるなよ、許して欲しいんだろ?」 「いや、やっぱりいい……」 「もう、撤回なんか出来ねーよ?」 クスリ、と笑って、俺は恋那に顔を近付けた。 溶けるくらいに 貪るように キスしてやる。