あのあと、無事結婚式を終えた私と光弥。


後から聴いた話だと、やっぱり私と神父さん以外は知ってたんだって。


秋夜が、皆に頼み込んだらしい。


ーーーーーーあいつを幸せに出来るのは、俺じゃないから。


そう、頭を下げて。


苦しかった。
泣きたくなった。


秋夜の深い愛情を知るたびに、ズキッっと疼く。