……こいつ、こんな強情だったっけ? そう思いながら、去ろうとする恋那の腕を掴む。 「……何でも、奢ってやるから」 俺達が来たのは、いかにも高級そうなレストラン。 最近出来たらしく、モノクロのそのお店はかっこよかった。 それにしても恋那のやつ、ゲンキンすぎるだろ?しかもこんな所に連れてきやがってコノヤロー。