【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定





そんなこんなで一週間が経ち、俺はあることに気付いた。



……こいつ、誤解してやがる。



俺が恋那と別れるために、西山とキスしたのを、本気だって誤解してやがる。



ふざけんな。あまりにも不公平だろ、それじゃ。



俺がすっげー最低人間みたいじゃねーかよ。



「おい、恋那」



その日の仕事で、恋那の会社に寄ったときに、そう呼び止めた。