「……好きだよ。離れていかないで、恋那……」 切なそうに甘く囁く秋夜。 秋夜はゆっくり私にキスをしながら、私の服の下に手を滑らせていく。 とうとうーーーーーー。 とうとう、この日が来るなんて。私はゆっくりと目を瞑った。彼を、受け入れるために。 過去から、抜け出したくて。