頷こうとした瞬間、違和感を感じて見れば、秋夜の手が上に移動して、私の胸を掴んでいた。 「ちょ……!?」 今まで無かったシチュエーションに、ややパニック。 だけど秋夜はその手を休めずに、そのまま首筋に舌を這わせてきた。 「ひゃっ……やっ…」 ーーーーーーフワッ。 見れば、トロンとした瞳を私に向けた秋夜が、私をお姫様抱っこして。 そのまま、ソファーへと運んでいった。