【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【下】:近々加筆修正予定





「あれ、私、いつ帰ってきたっけ?」



「一時間くらい前だよ。随分ボーッとしてるから、心配になって来てみりゃ、自分の指切ろうとしてるから焦ったよ」



「止めてよ!」



そう言うと秋夜は相変わらずの無表情で「止めただろ」と言った。



あの光弥とのやり取りから、私は上の空だ。



どういう意味?
今更、私には秋夜がいるっていうのに。