……えぇ!? 「……な…恋那!!」 その大きめな声に、ハッと我にかえると、いつの間にか家にいて。 自分の手には包丁が握られていて、しかも指の真上にスタンバイされている。 「うわぁ!?」 びっくりして包丁を離し、近くに立っていた秋夜に飛び付いた。