そう言うと、真由美さんは、耳許に唇を寄せてきた。 次の瞬間、きっと私は真っ赤になっていた。 ーーーーーーーエッチするときって、どう誘ってる? 「……さ、誘ってないです!したこともありません!!」 「嘘!?」 真由美さんが驚くのも無理はない。 だって、もう二年だもん。 普通に考えて、そういう風になってても変じゃないけど。 秋夜は昔から無口だし、そういう事もしてこなくて。