その姿に口をパクパク。 あわてて、もう一度辺りを見回して、気づいた。 _____ ここ、ラブホだ……。 そうだった。 昨日、私達結ばれ……。 思い出して、恥ずかしくなった。 「なに一人で赤面してんだよ……」 不意に横からからかうような甘い声。 見れば、イタズラっぽく 私を見上げた光弥が居た。 寝起きだから潤んだ瞳と さらに深くなった二重に 胸がキューンってなる。