《放課後、裏庭に来て。 光弥》 そんなメールが届いたのは、翌日の事だった。 相変わらず単調な文だけど、それでもメールは嬉しくて。 なんの疑いだって持たずに、私は裏庭へと足を運んだ。 ーーーー気付けば、よかった。 あなたの表情の僅かな曇りにも。 あの子のつらそうな表情の意味にも。 気付けば、良かったんだよね。そうすれば誰も傷付かなかった? ……ううん。きっと、そうすれば傷付くのは私だけだったもん。